指定相続分とは

このサイトの運営責任者の属性を表示した画像で、その内容は、「神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-73-7-201、神奈川県行政書士会旭支部所属、はまかぜ行政書士事務所、電話番号0120-97-8786」です。
  • お問い合わせ
  • 遺産相続手続き 支援サービス
  • 鶴ケ峰駅すぐそば / 横浜市各区および大和市に対応
  • 手続の相談・代行(遺産分割、相続税、預貯金、不動産他 )

トップページ > 指定相続分とは

大見出し用のアイコン

指定相続分とは

1.基本説明

指定相続分とは、被相続人(亡くなった方)が遺言によって指定した相続分のことをいい、法定相続分よりも優先します。

指定相続分は、他の相続人の遺留分を侵害することができません。

〔参照条文〕

民法第902条(遺言による相続分の指定)

小見出し用のアイコン

遺留分を侵害する「相続分の指定」は無効か?

他の相続人の遺留分を侵害する「相続分の指定」であっても、遺留分の請求権(遺留分減殺請求権といいます)を行使されるまでは有効です。そして、行使されないまま、この遺留分減殺請求権が時効にかかれば完全に有効となります。

なお、他の相続人が遺留分減殺請求権を行使した場合、遺留分割合を超えて指定された相続分は、その超過した部分についてのみ減殺されます。全体が無効になるというわけではありません。

2.相続分の指定の仕方

相続分の指定は、一部の相続人に対してのみ行うこともでき、この場合、指定されなかった相続人の相続分は、残りの部分を法定相続分の割合で分けたものとなります(民法第902条2項)。

例えば、相続人が妻、長女、二女、長男の4人だった場合(夫が死亡)において、遺言書により長女に5分の2をその相続分として指定した場合は、残り5分の3について、妻、二女、長男の間で法定相続分の割合で分けます。この場合の法定相続分の考え方については若干議論がありますが、相続分の指定を受けた相続人(この場合は長女)があたかも最初からいなかったものと仮定し、配偶者(妻)の分も含めて法定相続分を計算し直すことになります。

具体的には、妻の法定相続分が「残り5分の3」×「2分の1」=「10分の3」、二女の法定相続分が「残り5分の3」×「4分の1」=「20分の3」、長男の法定相続分が「残り5分の3」×「4分の1」=「20分の3」となり、3人合わせて「5分の3」となります。

しかし、一部の者のみ相続分を指定するやり方は混乱を招くことになりがちですので、極力避けるべきかと思います。

なお、相続分の指定を第三者に委託することもできます。この委託は遺言で行う必要があります。

<遺言書の記載例> (前後省略)

① 一般的な書き方

遺言者は、次のとおり相続分を指定する。

妻山田花子  3分の2

長男山田洋一 6分の1

長女山田祐子 6分の1

② 相続分の指定を委託する場合

遺言者は、相続人全員につき、その相続分の指定をすることを次の者に委託する。

住 所  横浜市中区山下町15番地

氏 名  横浜 太郎

生年月日 昭和50年1月1日

職 業  会社員

〒241-0022 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰2-73-7 パミール鶴ヶ峰 201
TEL: 0120-97-8786 (090-5427-4147)  FAX: 045-309-8787